プノンペンでひったくりの盗難に遭ってからの1日(2018年12月)

今回のプノンペンでは連れがひったくりの被害に遭い、パスポート、財布、スマホ全てカバンごとやられました。今回は皆様にひったくり被害後の対応を記載して公開します。きっと今後も海外でひったくりに逢う日本人は多いと思うのでご参考に。

もちろん皆さんが何も被害に遭わずに楽しい海外旅行が経験できるのが理想ですがね・・・。

まずは慌ててもしょうがないので、こういう時は朝食をちゃんととって、ゆっくりリラックスして1日に備えましょう。^^

今回のGメコンホテルの朝食会場であるレストランです。

朝のホテルからのプノンペン市街地です。

盗難に遭ったからか、なんとなく寂しい雰囲気に感じました・・・。^^

朝食を食べて気持ちを入れ替えて、気を取り直した上で。連れが無事帰国できるよう手続きのためにプノンペンの街を散策開始!天気がとても良くて朝から暑いです・・・。さすが東南アジアです。この日は盗難アジアでした・・・。

前日にインターネットで調べておいた旅行者向けの警察署(ツーリストポリス)を探します。

ツーリストポリスのある場所辺りをウロウロしてたら写真屋さんを見つけました!St 154にある大きい歯科医院の小道を曲がる角にありました。

警察署よりも証明写真を撮ろうとなりました。どうせ証明写真が出来上がるまでに時間かかるし・・・。

お店の入口にはちゃんと証明写真が表示されてました。

ちゃんとした写真屋さんなのでちゃんと撮影してもらえてました。ちなみに必要なサイズは45cm×35cmのサイズです。


でもこの時不安だったのが、背景は壁のままだったんです。普通白いシートだったり、無地の何かになってますよね!でもここでは撮影した写真の背景をフォトショップみたいなソフトで加工して綺麗にしてました。

輪郭とかもソフト上で加工して修正して綺麗に仕上げてました。

そして、やっとツーリストポリスを見つけました!とても、目立たないところにありました。地図上ではIMMIGRATION OFFICE BRANCHと記載がありまして、St 158沿いでした。

ツーリストポリス所在地の住所が出てましたので一応記載しておきますね。

#11 Eo Street, 158, Sangkat Beong Rang, Khan Daun Phnom Penh.

ツーリストポリスでは私達は盗難に遭ったから証明書(ポリス・レポート)を作成してほしいと言いましたが、怪しい雰囲気のカンボジア人警官らしきオヤジが、「ウチじゃない。向こうに警察署があるから、そっちに行け。」となりました。

向こうに警察署があると言われて探したら確かにありました。POSTE DELA POLICE PHSAR THMEI Ⅲという看板が付いてました。3番の警察署という意味かと思います。

3番の警察署の中に入りましたが、簡素な雰囲気の警察署です・・・。^^

妙にセクシーな警察官のお姉さんにひったくりに遭った場所を伝えて上司が出てきて地図で確認しているところです。

そしたら、「今回の盗難場所はウチの管轄じゃない!」と言われてしまい、「盗難場所の近くに別の警察署があるからそっちに行くように。」と言われてしまいました。

盗難場所近くの別の警察署に向かっている途中に昨夜のひったくり現場を通過しました。例の写真を撮っていた歯科医院です。昼と夜では全く雰囲気が違ってました。

ひったくり現場付近で警察署を探していたのですが、なかなか見つからず・・・。たまたま迷って歩いていたら見つけました!

POSTE DELA POLICE PHSAR THMEI Ⅱの看板!2番の警察署です。

この2番の警察署で今まで同様にひったくりの盗難に受難したのでポリスレポートを記載してほしいと伝えたところ、「ウチじゃない。」とまたまた言われて困っていたら急にバイクで連れを連れて行ってしまった・・・。

少しして同じバイクが戻ってきて、私も後ろに乗せてもらいどこへ行くか?わからず連れていかれた。まさに相手の言いなり・・・。

結局、最初のSt158のツーリストポリスに戻ることに。連れは先に到着して書類を書いてました。後で連れから聞いたところ、どうもツーリストポリスの警察官に2番の警察官が「お前のところの管轄だろ」

「しょうがねえなあ・・・。やるよ・・・。」みたいな感じでヘラヘラしながらやりとりしていたとの事でした・・・。まさにカンボジア警察は超ゆるくていいかげん・・・。

ツーリストポリスでは警察官のスマホで顔写真を撮影し、その場のカラープリンターで写真を2枚印刷し、所定の書類を書いてスタンプを押してもらって、青い台紙のようなものに組んでもらって終了です。

パスポートのコピーがホテルにあると思うからパスポートのコピーをホテルで受け取るように教えてくれました。無愛想なのか?親切なのか?カンボジア人警察官はわけわからんです・・・。

せっかくなので連れを記念写真!^^

ちなみに他のカンボジアのブログなどのサイトで賄賂を払ったとか色々と出てましたが、今回の私達の行動では一切別に賄賂などは払ってませんし、相手からも求められませんでした。

無事ポリス・レポート(盗難届受理証明書または紛失届受理証明書)を受け取ってから証明写真屋さんに戻り証明写真を無事受け取りました。

ちょうどこの時は朝の10時でした。かなり暑くなってきてました。

ポリス・レポート、証明写真をゲットしたのでホテルでパスポートのコピーを受け取り、そのまま日本大使館へ移動しました。タクシーがなかなか来ないのでトゥクトゥクで移動です。往復13ドルと言われてそのまま払いましたが、後で判明しましたが、完全にボラれてました・・・。

いやー、プノンペンの街も空気悪いです。トゥクトゥクに乗るなら外気むき出しなのでマスクあった方が良いですね・・・。

大使館に入るためには身分証明者が必要です。私はパスポートがありましたが、連れはパスポートのコピーを提出する事で無事入れました。携帯電話は持ち込み禁止なので入口で手荷物検査を受けて預けます。

中は当然撮影禁止ですので写真はありませんが、そのままカウンターで大使館職員に昨夜ひったくりの盗難にあった事を伝えて、渡航書の発行を依頼しました。所定の書類を記載し、写真などを提出し、渡航書の申請を済ませました。

今まで私は上海の総領事館、バンコクの日本国大使館、クアラルンプールの日本国大使館とやりとりした事があり、大抵の海外の職員は無愛想で不親切な人が多い印象でしたが、今回のプノンペンの日本人職員の方はなかなか優しかったです。

日本国大使館に渡航書の申請手続きが終わり、次は連れのスマホを探しに行きました。SIMフリーのスマホさえあれば日本とやりとりが出来ますし、ネットも利用できるようになりますので何かと便利ですからね・・・。ホテルの隣にiphoneショップがあったので中を見てみました。最新のiphoneが普通に売ってます。

普通にUSドルで購入出来ますが、店員に聞いたところ現金のみの決済でクレジットカードが使えないとの事です。1000ドル以上も現金ないし〜!キャッシングはしたくないしなあ・・・。と思ってとりあえず購入は待ちました。

とりあえずはホテルの裏のカフェで昼食をとって作戦会議をすることに・・・。

サンドイッチとコーヒーを注文。ブラックコーヒーを注文しましたが甘い・・・。まさかの砂糖入り・・・。(涙)

近くの屋台の店をよく見るとゴミだらけ・・・。思わず写真に納めました。これがこの国の現実だよなあ・・・。と改めて実感しました。

お昼を食べたら他の携帯電話屋さんを探しに行きました。Gメコンホテルの前の大通りがRoute Nationale 1という通りのようですが、この大通りを歩いていると他にも写真屋さんがありました。

なぜかすぐ隣にも写真屋さんがある。必要ない時に限ってすぐに見つかるんですよね・・・。^^

そうしたら大通り沿いに携帯電話ショップを発見!しかもJCBのマークが貼ってあります。もしかしたらクレジットカードが使えるかも!

iphoneではないけどアンドロイドを発見!値段もiphoneに比べたら激安!

色々と店員さんに聞いたら、クレジットカードも使えて、アンドロイドのSIMフリーで現地SIMも一緒に購入できてかなり安い!この店で決まり!全て私のVISAカードで決済してスマホをゲットしました!

若い女性の店員さんが親切に商品を箱から開封し、新規のアクチベートまでやってくれます。

このお店は大通り沿いのニューヨークホテル(NEW YORK HOTEL)の隣にあるお店でした。

無事スマホを手に入れたらまたまたトゥクトゥクで日本大使館へ移動しました。この時のトゥクトゥクはたしか8ドル位だったんですよね。人により値段は変わります。

今回2回めの日本国大使館です・・・。2回めには無事渡航書を受け取る事が出来ました。この時に渡航書発行手数料として現地通貨で90000リエルが必要です。

渡航書を受け取ったら次はタクシーでプノンペン空港の向かいにあるイミグレーションオフィスへ移動しました。ここではEXIT VISAの発行申請をします。タクシーがカスタマイズされたプリウスでなかなか快適でした。

空港の向かいにあるイミグレのオフィスです。General Department of Immigrationの看板があります。

ゲートを通過し、施設内の敷地にEXIT VISAの案内看板が立っています。

EXIT VISA申請の建物入口です。

中に入るとカウンターがあって、カンボジア人のおばちゃんでした。このおばちゃんはなかなか愛想が良くて親切な人でした。ここで私達は念のため賄賂(50ふUSドルは覚悟)を用意しておいたのですが、何も言われなかったです。

所定の手続きをしてEXIT VISA発行の申請をします。要は出国VISAですね。即日発行とは行かず、翌日の発行になりました。この時点で連れが私と一緒に日本に帰国する可能性は完全になくなりました・・・。

この時点での書類です。EXIT VISAの受け取りが翌日に控えてます。

イミグレーションオフィスのゲートを中から見たところ。まさに空港の真向かいです。

次にやることは航空券の変更手続きです。イミグレーションオフィスから歩いてプノンペンの空港へ移動しました。この大通りを歩いて渡るのが何気に怖かったです。信号ないし、交通量半端なかったです。

空港内のインフォメーションで航空会社のオフィスを聞いたら奥の方に歩いていけばあると聞いたので行ってみました。でもANAがない・・・。

諦めてホテルに戻ろうか?チェックインカウンターの方へ行こうか?と迷ってうろついていたら、なんとANAの制服を着たカンボジア人がいた〜!

すぐに声をかけたらオフィスに案内してくれました!ラッキー!

さっきのオフィスの裏の建物で気づかなかったんですね・・・。

応接室に通してもらって恐縮してました・・・。^^

応接室からはANAのプレートが見えていました。ANAのマークがあるだけでなんて安心感があるんだろう!って感じでした。^^

応接室で連れが日本大使館で受領した「帰国のための渡航書」の写真を撮らせてもらいました。良い記念です!^^

別の面です。

証明写真を撮影して必死に取得した渡航書は感慨深いですねえ・・・。^^

航空券の変更は本当は出来ないらしいのですが、今回は盗難にあってパスポートが無くなり、所定の手続きがされているため、無事1日ずらして変更する事が出来ました。めでたしめでたし!ルンルンでANAのオフィスを出ました。

なんとかANAの手続きが終わってホテルに戻ります。

空港からはもう勝手がわかっているタクシーで安心の15ドルです。

ホテルに到着したらもう暗くなってました。連れの延泊の手続きをして私がカード決済しました。そのままホテルの裏の売店でビールを購入。

カンボジアのビールを購入したので連れが延泊した部屋でおつかれパーティー。結局1日遅れで帰れることで落ち着き、まあ不幸中の幸いというか、被害は最小で済んだ感じですね・・・。

ホテルから空港へはタクシーを呼んでもらい、普通に戻りました。

プノンペンの空港に到着。24時間前に到着したとは思えない感覚でした。

空港内はアンコールワットの遺跡の雰囲気を出している感じでした。とりあえずは私は何もなく無事でしたし、連れは怪我とか命までは何も問題なくて良かったと改めて思いました。お金の被害はいくらでも取り返せますし、何事もポジティブに考える必要がありますしね・・・。

今回、連れのパスポート盗難のおかげでプノンペンの観光は全く出来ませんでしたが、ある意味良い経験が出来たと思います。またいつかプノンペンに観光で来てみたいと思います。^^

ちなみにこちらがイミグレーションオフィスで申請して発行されたEXIT VISA(出国ビザ)です。翌日、連れが無事出国できる!と喜んでLINEで送ってきました。^^

ブログのランキングに参加しています。バナーのクリックにご協力下さい! にほんブログ村 旅行ブログへ

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください